勝新太郎の息子・鴈龍の悲劇|座頭市事故の真相と55歳急逝の全貌
2010年代に入ると、母・中村玉緒さんと鴈龍さんの関係に大きな変化が生じます。週刊誌などで「中村玉緒が息子と絶縁」と大々的に報じられ、世間の注目を集めました。
事の真相は、息子の自立を願う玉緒さんの苦渋の決断でした。50代を迎えても定職に就かず、母の収入と事務所の支援に頼り切った生活を続けていた鴈龍さんに対し、玉緒さんは「このままでは自分が亡くなった後に息子が生きていけない」と強い危機感を抱いたのです。
玉緒さんは2017年頃に個人事務所から鴈龍さんを解雇し、毎月の生活費の仕送りを打ち切りました。親族や周囲からも「甘やかしを断ち切るべきだ」という進言があり、心を鬼にして突き放す選択を取りました。鴈龍さんは生活拠点を愛知県名古屋市へと移し、知人の紹介で飲食関係や宝石販売などのアルバイトをしながら、一人暮らしをスタートさせました。