神の鳥フィリピンイーグル絶滅の危機!最新保護プロジェクトの実態
ミンダナオ島ダバオ市を拠点とするフィリピンワシ財団は、絶滅の淵にある猛禽類を救うための要塞とも言える存在だ。センターでは、人工授精や飼育下での繁殖プログラムが高度な技術のもとで行われており、これまでに何羽もの雛が誕生してきた。
しかし、繁殖に成功した個体を野生へ戻す試みには想像を絶する困難が伴う。人間に慣れ親しみすぎた鳥は野生で生き残れないため、スタッフは鳥の姿を模したパペットを用いて餌を与えるなど、徹底した野生味の維持に努めている。野生動物保護の第一線で行われるこれらの泥臭い試行錯誤こそが、種の存続をつなぐ唯一の希望なのだ。