市原隼人が魅せる魂の役作り!肉体美と「おいしい給食」の裏側
近年、市原のキャリアにおいて最大のサプライズと称賛をもって迎えられたのが、ドラマ・映画シリーズ『おいしい給食』だ。給食をこよなく愛する教師・甘利田幸男というエキセントリックな役柄に対し、彼は一切の照れを捨て、全身全霊のオーバーアクションと至極真面目な顔で挑んでみせた。
滑稽でありながら、どこまでも純粋で愛おしい。一歩間違えれば単なるギャグに堕ちかねない設定を、極上の人間讃歌へと引き上げたのは、彼のストイックな役作り以外の何物でもない。箸の上げ下げ一つ、机に突っ伏す角度一つにまでこだわり抜く徹底した探求心。コメディというジャンルにおいても、彼の「本気」は圧倒的な説得力をもって観る者の笑いと感動を誘っている。