寿司で人気のえんがわは何の魚?ヒラメとカレイの違いと深海魚の正体
回転寿司チェーンで驚くほど肉厚でジューシーなえんがわをお手頃に味わえるのは、北の冷たい海で獲れる巨大な魚たちのおかげです。主に以下の3種類の魚が原材料として活躍しています。
① カラスガレイ(烏鰈)
北大西洋やオホーツク海などの水深200〜1000メートル前後の深海に生息する大型魚。体長は1メートル近くに達します。身にクセがなく、脂の乗りが抜群に良いのが特徴で、現在の大手回転寿司チェーンで最もポピュラーに使われている主力原材料です。
② アブラガレイ(油鰈)
名前の通り、身全体に非常に強い脂分を含んでいる深海魚。冷たい深海で育つため脂の融点が低く、口に入れた瞬間にトロッととろけるような柔らかさがあります。えんがわを炙り寿司にして香ばしさを引き出す際にも重宝されます。
③ オヒョウ(大ョウ)
体長2〜3メートル、体重200キログラムを超えることもある超大型のカレイ目魚類。アラスカやベーリング海などの極寒の海に生息しています。体が規格外に大きいため、1匹のオヒョウから驚くほど大量の肉厚なえんがわを採取することが可能です。
「深海魚」と聞くと奇妙な姿を連想しがちですが、これらはいずれも世界中で古くからムニエルやフィッシュアンドチップスなどの高級白身魚として愛されてきた安全で極めて美味な魚たちです。