新井浩文は何をしたのか?事件の真相と実刑判決、出所後の現在
逮捕の一報は、彼を起用していた制作現場に壊滅的な混乱をもたらした。当時、新井は多数の作品を抱える超売れっ子であり、日本映画界の各所が対応に追われた。
最も大きな打撃を受けた作品の一つが、草彅剛主演の映画『台風家族』だ。当初予定されていた初夏公開は無期限延期に追い込まれ、関係者協議の末に再編集などを経て異例の限定公開にこぎ着けた。一方、林遣都とダブル主演を務めていた映画『善悪の屑』は、公開中止(お蔵入り)という最悪の結末を迎えた。撮り終えた長編映画が日の目を見ずに封印されるという事態は、多額の制作費を投じた出資会社に甚大な損害を与え、違約金や賠償請求の総額は数億円規模に達したとされる。