Snsで急拡散する「アイス タイキック チャレンジ」の狂気と真実:なぜ日本の若者は極寒の中でキックを浴びるのか
だが、笑い事では済まない事態が多発している。東京都内の救急病院では、このチャレンジが原因とみられる打撲や腰椎捻挫、さらには低体温症による搬送例が今冬だけで数十件報告されているという。冷気で筋肉が極度に緊張し、防御反応が低下している無防備な状態の臀部に強い衝撃を加える行為は、医学的に見れば自傷行為に等しい。
「氷水で皮膚の感覚が麻痺しているため、キックを受けた瞬間は痛みを感じにくいのが特に危険です」と、都内の整形外科医は警鐘を鳴らす。「翌日になって激痛で動けなくなり、精密検査をしたら筋肉の断裂や骨盤の微細骨折が見つかるケースもあります。最悪の場合、坐骨神経を損傷し、一生モノの後遺症が残るリスクすらあるのです」