松山鯛めし二大流派の決定的な違いとは?地元民が通う名店ルポ
人気ドラマ『孤独のグルメ』で愛媛の郷土料理が取り上げられて以来、全国から押し寄せるファンの熱気は今なお衰えていない。大手グルメサイト「食べログ」でも、松山市内の鯛めし専門店は常にランキング上位を独占している。
行列必至の名店「五志喜(ごしき)」では、創業390余年の歴史が育んだ伝統の炊き込みと宇和島流の双方がハイレベルで提供されており、初心者がその違いを一度に体験するのに最適だ。一方、大街道の路地に潜む「秋嘉(あか)」では、土鍋ご飯をそのまま味わった後、特製の薬味と出汁で締める三段階の食べ方を提案し、若い世代や外国人旅行者からも絶大な支持を集めている。
いずれの店も、愛媛特有の少し甘みのある醤油や地酒を巧みに使い分け、独自のタレや出汁の配合を門外不出の味として守り抜いている。