スマホ越しに縛られる心「Line Dv」の深刻な実態と脱出策
警察の介入や裁判所による保護命令、あるいは離婚調停や慰謝料請求において、最も強力な武器となるのが「客観的な証拠」だ。感情的な訴えだけでは見過ごされがちなデジタルDVにおいて、記録の集積が状況を一変させる決定打となる。
トーク履歴は決して感情に任せて削除してはならない。画面のスクリーンショットを撮影する際は、相手のアカウント名、送受信の日時、前後の文脈がすべて判別できるように記録することが鉄則だ。さらに、テキストデータのバックアップをエクスポートし、加害者がアクセスできない安全な外部クラウドや信頼できる第三者の端末へ分散保管しておく必要がある。
同時に、スマートフォンのセキュリティ設定を見直すことも欠かせない。位置情報共有アプリが無断でインストールされていないか、不審なプロファイルやペアリング設定が存在しないかを確認する。もし端末自体の安全に疑いがある場合は、安価なプリペイド端末を一時的に確保するなど、連絡手段を二重化するリスク管理が身を守る盾となる。