所ジョージ愛用ハーレーの最新仕様!世田谷ベースで明かされた極意
今回のレストア工程において、ひときわ強い存在感を放っているのが1930年代から40年代にかけて製造された伝説の名機ナックルヘッドだ。シリンダーヘッドの形状が拳のように見えることから名付けられたこのエンジンは、ヴィンテージバイクの世界でも特別な輝きを放つ。手間がかかるからこそ愛おしい。そんな機械との付き合い方が、彼のガレージでは日常として流れている。
古いメカニズムは決して現代のバイクのように扱いやすくはない。オイル漏れや不機嫌な始動性など、手強いハードルが幾重にも立ちはだかる。しかし、自らの手でキャブレターを調整し、爆発音の周期を確かめるプロセスそのものが至高の娯楽なのだ。金属が持つ独特の重量感と時代を超えて受け継がれる歴史の重み。これこそが、彼が長年にわたってヴィンテージに魅了され続ける本質的な理由と言える。