スタジアムを揺らす熱狂の旋律!ワールドカップ公式ソングの全貌
メガイベントのサウンドトラックが世界的な音楽チャートを席巻する流儀を確立したのは、1998年フランス大会だった。プエルトリコ出身のスーパースター、リッキー・マーティンが歌い上げた『La Copa de la Vida』である。ホーンセクションのアグレッシブな響きと情熱的なリズムは、まさにラテン・ポップの真骨頂。スタジアム全体が揺れるようなグルーヴを生み出し、グローバルヒットの金字塔となった。
2010年の南アフリカ大会で世界を揺らしたのは、コロンビア出身の歌姫シャキーラが放った『Waka Waka (This Time for Africa)』だ。アフリカの伝統的なビートとポップスが見事に融合したこの楽曲は、ミュージックビデオの再生回数が爆発的に伸び、現在に至るまでアンセムの代名詞として愛され続けている。耳に残るフックと誰もが真似できるダンスステップは、文化の壁を軽々と越えて世界をひとつにした。