ステップドリル使い方の極意!バリ取り不要の穴あけテクニック
ステンレス鋼や厚みのある鉄板を穴あけする際、最大の敵となるのが切削熱だ。ステンレスは熱伝導率が低く、切削熱が刃先に集中しやすいため、ノーオイルで作業すると数秒で刃が鈍り、焼き付いてしまう。加工時には必ず切削用スプレーやタッピングオイルを点注しながら作業を進めたい。
また、穴径が大きくなるほど「周速度(刃先が移動する速度)」は跳ね上がる。10mmの穴を開ける感覚のまま20mmの穴に突入すると、回転数が速すぎて刃を痛める原因になる。径が大きくなるにつれて回転数を意識的に落とし、オイルの蒸発を防ぎながら一定の送り圧力で切り進めるのが、プロとアマチュアを分ける決定的差だ。