タチとネコに潜む心理と役割の真相|関係を深める秘訣を独自取材
情報空間の変化は、オフラインのコミュニティ現場にもダイレクトに反映されている。日本初の大型常設LGBTQ+センターであるプライドハウス東京には、世代を問わず人間関係の悩みを抱える人々が集まる。
設立に深く関わった松中権をはじめとする現場のスタッフたちは、若年層を中心に「役割ラベル」に対する意識が劇的に変化していることを肌で感じているという。「タチだから」「ネコだから」と自分を型にはめようとして苦しむ相談者に対し、現場ではまず“自分自身の感情”を主語にして語る場が提供される。
所属するコミュニティの暗黙のルールに合わせるのではなく、自分にとって何が心地よいのか。他者が貼ったラベルを剥がし、自分の言葉でニーズを言語化することの大切さが、セーフスペースでの対話を通じて再確認されている。