たかが虫刺されは危険?蚊アレルギーの初期症状と重症化リスク解説
「虫刺されくらいで病院に行くなんて」という認識は、ときに命を脅かす。蚊刺過敏症の背景には、慢性アクティブEBウイルス感染症が潜んでいるケースが多い。かつてイギリスの病理学者アンソニー・エプスタインらが発見したEBウイルスは、人類の8割以上が幼少期に感染するごく身近なウイルスだ。だが、これがNK細胞などに異常感染して持続すると、蚊の刺咬が引き金となって免疫の暴走を引き起こす。
最悪の場合、血圧低下や意識障害を伴う急性アナフィラキシー様ショックを起こし、白血病や悪性リンパ腫へと進展するリスクさえある。たかが虫刺されと軽視することは、極めて危険な賭けと言わざるを得ない。