タスポサービス終了へ!たばこ自販機の未来と代替成人確認を追う
事態の決定打となったのは、NTTドコモが提供してきた3G通信回線(FOMA)のサービス終了である。自販機内部に組み込まれていた通信モジュールは、この旧世代回線を使って通信を行い、カードの有効性や成人判定をリアルタイムで照合していた。しかし、移動体通信規格が5Gへとシフトする中で、3G回線の停波はもはや避けて通れない運命だった。
システム全体を新世代の4Gや5G回線へ改修するには、膨大な投資が必要となる。自販機台数そのものが減少傾向にある中、改修コストを回収するのは現実的ではないと判断されたのだ。通信の命綱が切れることが、長年続いてきたインフラの引導を渡す格好となった。