体重計の数値に惑わされるな!骨格筋率を高める正しい身体改善法
「数値がなかなか上がらない」と頭を抱える人に向けて、トッププロはどのような指導を行っているのか。箱根駅伝の強豪校などでフィジカル強化を担ってきたトップトレーナー的中野ジェームズ修一氏は、効率的なボディメイキングにおいて「大きな筋肉群の優先的強化」と「適切な栄養設計」の重要性を一貫して提唱している。
自己流で腕立て伏せや腹筋を数百回繰り返すのは効率が悪い。大腿四頭筋や大臀筋、広背筋といった体の中で最も大きな筋肉をターゲットにした筋力トレーニングを行うのが最短ルートだ。スクワットやスクワットバリエーション、デッドリフトなど、複数の関節を同時に動かす複合種目(コンパウンド種目)を取り入れることで、全身の筋肉合成プロセスが強力に刺激される。
食事面では、単にタンパク質を摂取するだけでなく、運動後の摂取タイミングやビタミンB群との同時摂取、そして過度な炭水化物抜きを避ける工夫が求められる。筋肉を合成するためには一定のエネルギー源が必要であり、無謀な絶食はむしろ逆効果となるのだ。