Tisとインテック統合劇の全貌!Sier再編の裏側と株価の真相
2008年の共同持株会社設立当初、経営の舵取りは平坦ではなかった。傘下に複数の企業を擁するITホールディングス株式会社としてのスタートは、グループ内の主導権争いや重複する事業領域の調整といった複雑なインナーコミュニケーションを必要としたからだ。
この局面で強力なリーダーシップを発揮したのが、同社グループの舵取りを担った桑野徹氏である。単なる持株会社体制にとどまらず、名実ともに一体となった組織へ脱皮するため、ITホールディングス統合プロジェクトを強力に推進した。事業会社の再編と商号変更を経て、現在のTISインテックグループという統一ブランドへと結実させたプロセスは、日本の企業統合における成功事例としてビジネススクールでも高く評価されている。