「ととのう」裏に潜む心停止の罠!サウナ死亡事故の真相と防衛術
近年の事故事例を検証すると、事故発生のシチュエーションが急速に多様化していることがわかる。従来型の公衆浴場における高齢者の浴槽内溺水だけでなく、遮音性の高いプライベートサウナでの閉じ込め・熱中症や、アウトドアシーンでの痛ましい死亡事例が目立つ。
とりわけ深刻なのが、自然の河川や湖畔で行われるテントサウナでの遭難だ。飲酒状態での入浴による一酸化炭素中毒、そして身体が温まりきった後の急流への飛び込みによる心臓麻痺や水難事故が後を絶たない。こうした無法地帯化するアウトドア利用に対し、業界内では「テントサウナ事故防止ガイドライン策定プロジェクト」が立ち上がり、安全基準の標準化と利用者への啓発が急務となっている。