土俵を揺るがした先駆者・旭鷲山が激白!波乱の現在と角界の真実
2006年の引退後、旭鷲山が選んだ次なるリングは政治の世界だった。2008年、母国の総選挙に出馬し、モンゴル国家大会議(国会)の議員に初当選を果たす。大相撲の元関取が外国の国会議員になるという前代未聞のキャリアは、日本とモンゴルの双方に大きな衝撃を与えた。
議員時代は日本企業との橋渡し役やインフラ整備、鉱山資源の開発に関わるなど精力的に活動。しかし、政治の世界もまた権謀術数が渦巻く冷酷な場所だった。政敵からのバッシングやビジネスを巡るトラブル、さまざまな疑惑報道に晒されながらも、彼は持ち前のバイタリティで生き抜いてきた。角界で培った「どんなに投げ飛ばされても立ち上がる」精神は、政財界の荒波でも遺憾なく発揮されていたのである。