脱水症状にお茶は逆効果?緑茶のリスクと正しい水分補給法を解説
「水分を摂らなければ」と焦って緑茶や濃い烏龍茶を大量に飲む行為は、脱水状態の身体にとって大きな負担となります。その最大の要因は、茶葉に多く含まれるカフェインの利尿作用です。
カフェインには腎臓の血管を拡張させ、尿の生成を促す働きがあります。体内の水分やナトリウムが枯渇しかけている緊急時にカフェインを摂取すると、補給した量以上の水分が尿として体外へ排出され、かえって脱水状態を深刻化させかねません。
特に玉露や抹茶、濃い緑茶はコーヒーに匹敵する、あるいはそれ以上のカフェイン量を含みます。日常的なリラックスタイムに飲む分には問題ありませんが、めまいや強い口渇感といった脱水の兆候が出ている局面では、緑茶の利尿作用とリスクを考慮して避けるのが鉄則です。