王騎役・大沢たかおの壮絶な肉体改造と撮影裏側!ハマり役の衝撃
原泰久が描く膨大なスケールの原作コミックを、実写として構築することは容易ではない。これを成し遂げたのが佐藤信介監督の手腕だ。リアリティと劇画的ハレの日のバランスを見極め、視覚効果と実写アクションを高次元で融合させた。
王騎というキャラクターは、下間違えればコスプレに陥る危険性を孕んでいた。しかし佐藤監督は、光源の当たり方やカメラワーク、重厚な美術セットに至るまで徹底的にこだわり、大沢たかおの構築した肉体を最も美しく、最も恐ろしく撮る手法を選択した。この演出美が、映画『キングダム』を唯一無二のエンターテインメントに仕立て上げた。