「無添加=安全」の罠とは?2026年プロが選ぶ本物の市販シャンプー
「無添加」というフレーズを聞くと、肌に一切の刺激がない純粋な製品を思い浮かべがちです。しかし、日本の薬機法において「無添加」という単語そのものに明確な法規制はありません。たとえば、香料や着色料を添加していないだけで、頭皮への脱脂力が強い洗浄成分が使われていても「無添加シャンプー」として販売することが法的に可能です。
ここで知っておくべき無添加シャンプーのデメリットと真相は、主に3点挙げられます。第1に、防腐剤(パラベンなど)を完全に排除した製品の場合、バスルームのような高温多湿な環境下で雑菌が繁殖しやすく、開封後の使用期限が極端に短い傾向がある点です。第2に、コーティング剤を省いた製品では洗髪中やドライヤー時に髪がきしみやすく、摩擦によってキューティクルを傷める恐れがある点です。そして第3に、泡立ちが控えめな処方の場合、汚れを落とそうと無意識に頭皮を強く擦ってしまい、かえってバリア機能を低下させるケースがあります。
つまり、単に「無添加」という言葉だけで選ぶのではなく、自分の肌質にとって不要な刺激物が排除されているかを見定める視点が欠かせません。