現役自衛官と中国大使館の接触疑惑!防衛省が追う情報流出の真相
事態が動き出したのは数か月前のことだ。公安調査庁と防衛省情報本部が、ある現役自衛官の不審な動向をキャッチした。都内の高級中華料理店や国際交流セミナーの二次会。巧妙にカモフラージュされた場に、駐日中華人民共和国大使館の武官クラスが同席していたという。
アプローチの手口は極めて古典的でありながら、狡猾だ。最初は軍事とは無関係な学術・文化交流を装い、徐々に人間関係を構築していく。酒席での何気ない会話から、対象者の趣味、金銭事情、人事に対する不満などの「脆弱性」をプロファイリングする。情報機関関係者は「一度網にかかれば、抜け出すのは容易ではない」と声を潜める。