香川・喝破道場事件の真相と過酷指導の実態|野田大燈代表と施設の現在

香川・喝破道場事件の真相と過酷指導の実態|野田大燈代表と施設の現在

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喝破道場事件は、昭和後期から平成にかけて社会問題化した戸塚ヨットスクール事件と多くの共通点を持っています。両者の共通点と相違点を整理すると、スパルタ系更生施設が辿る典型的な構図が見えてきます。

戸塚ヨットスクールが海と海洋訓練を利用した「体罰肯定論」を公然と掲げていたのに対し、喝破道場は山と禅寺の「精神修行・作務(農作業)」を看板にしていました。しかし、密室での過酷な制裁、指導者のカリスマ性への依存、異論を許さない絶対的な上下関係という本質は酷似しています。

また、高額な入所費用をめぐる金銭トラブルも共通の課題でした。喝破道場では、入所時に数百万円単位の一時金や高額な月額管理費が徴収されていたとされ、親の「我が子を何とか立ち直らせたい」という切迫した心理につけ込むビジネスモデルであるとの批判も相次ぎました。近年問題視されている強引な「引き出し屋」トラブルの原型が、すでにこの時代に完成していたといえます。

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山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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