響く鈴音と神話の杜、大隅国一之宮・鹿児島神宮が放つ祈りの力
近年、トリップアドバイザーをはじめとする旅行口コミサイトにおいて、鹿児島神宮は国内外の旅行者から極めて高い評価を獲得している。訪れた人々が口を揃えて称賛するのは、圧倒的な自然美と荘厳な木造建築が織りなす独特の景観だ。
国の重要文化財に指定されている本殿や拝殿は、宝暦6年(1756年)に島津重年によって再建されたもの。南九州特有の力強い木組みと繊細な彫刻が融合した建築様式は、見る角度によって多彩な表情を見せる。境内の奥に静かに佇む樹齢数百年の御神木の大楠や、かつて竜宮城への入り口と信じられた「雨之枝(あめのえだ)」など、自然の神秘を感じさせるパワースポットが点在し、訪れる人の心を深く癒やしている。