夏にピアスを開けるのは危険?医師が暴く汗トラブルとケアの真相
汗を大量にかくと、汗に含まれる塩素イオンの働きで金属が微量にイオン化し、体内へ溶け出しやすくなる。これが夏場に金属アレルギーの発症率が跳ね上がるメカニズムだ。ファーストピアス選びで妥協すると、アレルギー反応による浸出液と痒みでホール完成どころではなくなる。
素材選びの決定打となるのが「生体適合性」だ。医療用メスにも使われるサージカルステンレス(SUS316L)は高い耐食性を誇るが、ごく微量のニッケルを含むため、極度のアレルギー体質には純チタン(JIS規格1種〜2種)や医療用プラスチックが第一選択となる。また、夏のむくみや腫れを見越して、軸の長さ(ポスト長)が8ミリ以上確保されているロングポストタイプを選ぶことが不可欠だ。耳たぶを圧迫しないゆとりが、血流を維持しスムーズな上皮化を促す。