小松菜奈や菅田将暉が放つ魚顔の魔力、なぜ今観客を魅了するのか
感覚的な魅力だけでなく、理論的なアプローチからもこの現象は裏付けられている。一般社団法人日本顔タイプ診断協会が提唱する顔タイプ診断のフレームワークにおいても、直線と曲線のミックス具合やパーツ配置のバランスによって、人の印象が細かく分析されている。
この診断メソッドの浸透により、コンプレックスとして捉えられがちだった「目が離れている」「唇が厚い」といった特徴は、一転して「唯一無二の洗練された個性」として再評価されるようになった。完璧な対称性を追い求める時代は終わりを告げ、自分の個性をいかにモードや抜け感へと昇華させるかという意識が、世代を問わず一般層にも定着している。