幸せのパンケーキ銀座店を解剖!行列回避と限定の贅沢を実食取材
皿がテーブルに置かれた瞬間、かすかな振動でふるふると揺れる。その圧倒的な柔らかさは、まるで生きているかのようだ。
注文が入ってからメレンゲを立て始める。ベーキングパウダーなどの膨張剤に頼らず、卵白の力だけで気泡を抱き込ませる製法は、時間と繊細な手の感覚を要する。低温で約20分間、じっくりと蒸し焼きにすることで、外側はしっとり、内側は空気を含んだ極上のスフレパンケーキが仕上がる。
フォークを入れた瞬間の手応えの軽さ。口に運べば、噛む間もなくすっと消え去り、あとには発酵バターと濃厚な卵の豊かな余韻だけが残る。この食感のコントラストこそ、一度体験した者を虜にして離さない理由だ。