塩アレルギーは実在する?皮膚の赤みや蕁麻疹に隠された驚きの真相

塩アレルギーは実在する?皮膚の赤みや蕁麻疹に隠された驚きの真相

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結論から言えば、純粋な塩化ナトリウムそのものに対する免疫学的な「IgE抗体」を介した即時型アレルギー反応は、医学的には極めて稀、あるいは実質的には存在しないとされるのが従来の通説だった。塩は人体に必要な必須電解質であり、免疫系が自己の体液に含まれるナトリウムを異物として認識することは本来あり得ないからだ。

しかし、臨床現場では「塩分を摂取したり肌に触れたりすると症状が出る」と訴える患者が後を絶たない。統合内科やアレルギー領域の知見に詳しい岡部哲郎医師ら専門家は、症状の背景に塩以外の要因、例えば塩に含まれる微量な不純物や添加物、あるいは自律神経系の失調が絡んでいる可能性を指摘する。また、日本アレルギー学会の発表でも、汗に含まれる塩分と自己タンパク質が結合して生じるアレルギー反応や、過剰な塩分刺激による皮膚バリア機能の低下が「塩によるアレルギー様症状」として観察される事例が報告されている。

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山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。