遺骨をすべて灰にする「焼き切り」は可能?火葬場が断る理由と最新実態
Q1:火葬場に追加料金を払えば、特別に焼き切ってもらうことはできますか?
A1:できません。公営・民営を問わず、火葬場には焼き切りの追加オプションや特別料金枠は存在しません。炉の構造限界(耐火温度)および安全管理上の理由から、一律で断られます。
Q2:東日本の火葬場でも「ゼロ葬(収骨を一切しない)」は依頼できますか?
A2:大半の東日本の火葬場では断られます。東日本では全収骨が原則として条例や利用規則に定められていることが多く、すべての遺骨を骨壺に納めて持ち帰る義務があります。事前に利用予定の自治体斎場の規約を確認する必要があります。
Q3:自分で遺骨を細かく砕いて灰のようにすることは法律上問題ありませんか?
A3:自宅などで遺族自らが散骨を目的に遺骨を粉末化(粉骨)すること自体は違法ではありません。ただし、手作業での粉骨は精神的・肉体的な負担が非常に重いため、専用設備を持つ粉骨専門業者や葬儀社へ依頼するのが現実的です。
Q4:墓じまいで取り出した古い遺骨をもう一度火葬場に入れて灰にできますか?
A4:再火葬を受け付けている火葬場もありますが、目的は「湿気を含んだ遺骨の乾燥・殺菌」や「体積の減容」であり、完全に灰にする焼き切りは行えません。再火葬にも自治体の火葬許可証や改葬許可証が必要となり、費用も数万円程度発生します。