永田町の重鎮・河村建夫が語る自民党再編の真相と日韓外交の裏幕
麻生内閣で内閣官房長官を務めた河村氏の政治手腕は、今なお危機管理の教科書として語り継がれている。リーマン・ショックの直撃、政権支持率の急落という極限状態。麻生太郎首相(当時)と毎日のように緊密な連携を取り合い、矢面に立ち続けた日々だ。
官邸のスポークスマンとして連日カメラの前に立ちつつ、閣内の不協和音を封じ込める調整役を一手に引き受けた。「あの時の官邸機能の維持があったからこそ、政策の連続性が保たれた」。当時の側近はそう振り返る。激動期における官房長官の真価を、河村氏の軌跡は如実に物語っている。