よさこい大賞の栄冠は誰の手へ?審査裏側と注目チームを徹底追跡
昭和29年、戦後の不景気を吹き飛ばし、地域経済を勇気づける試みとして産声を上げたこの祭りは、今や名実ともに日本の夏祭りを代表する一大イベントへと成長を遂げた。発足の立役者である高知商工会議所と、運営を支え続けてきたよさこい祭り振興会の揺るぎない情熱が、時代を超えて受け継がれている。
第73回よさこい祭りとなる今回は、参加チームの演出面における表現の幅が一段と広がった。地方車(じかたしゃ)から放たれる煌びやかな照明と重厚なサウンド、趣向を凝らした鮮やかな衣装、そして幾重にも交差する緻密なフォーメーション。高知のアーケードや大通りは、移動する巨大な劇場そのものに変貌を遂げている。