魚食の盲点!良質な脂が招く重金属蓄積と老化加速の意外な真実
魚食の頻度が高まるにつれて無視できなくなるのが、海洋生態系の中で濃縮される重金属の存在だ。マグロ、カジキ、キンメダイといった大型回遊魚の体内には、強力な神経毒性を持つメチル水銀が高濃度に残留しやすい。
厚生労働省は妊婦に対する魚介類の摂取目安を示しているが、老化の観点からは全世代において注意が必要となる。世界保健機関(WHO)も重金属暴露による慢性的な毒性を長年警告しており、近年のエピジェネティクス研究では、体内に蓄積した重金属が抗酸化酵素の活性を奪い、染色体の末端にあるテロメアの短縮を早める可能性が指摘されている。テロメアの消耗は細胞複製の限界、すなわち生物学的老化の直結因子である。魚を偏食する習慣が、自らテロメアをすり減らす環境毒素を呼び込んでいる側面は否めない。