魚屋直営の魚まるに潜入!度肝を抜く海鮮丼と破格値の秘密を暴く
海鮮丼の派手さに目を奪われがちだが、地元の常連たちがこぞって注文するのは実は刺身定食だ。厚さ1センチはあろうかという分厚い切り身が舟盛りにされ、定食の枠を完全に踏み越えている。
「刺身は厚切りにしてこそ魚本来の脂と旨味がわかる」。厨房の料理長は包丁の手を止めることなく笑う。添えられた魚汁(あら汁)も脇役の域を完全に超えていた。巨大なお椀にゴロゴロと入った魚のあらから出汁が溶け出し、味噌の風味と一体となって胃袋に染み渡る。これ一杯と白米だけでも成立するほどの完成度だ。
さらに壁の短冊メニューを見逃してはならない。その日のセリで偶然手に入った希少部位のバター焼きや、カブト煮付けなど、魚屋直営食堂 魚まるならではの日替わり一品料理が格安で並ぶ。一期一会の黒板メニューこそ、通が足繁く通う本当の理由だ。