元大関・琴風の知られざる真実!怪我と復活、そして未来への遺産
順風満帆に見えた力士人生だったが、突如として暗転する。試合中に左膝の内側側副靱帯および前十字靱帯を断裂するという、当時の医療技術では現役復帰が不可能とまで言われた壊滅的な重傷を負ったのだ。公傷制度の適用を受けても番付の降下は免れず、幕下深くまで転落を余儀なくされた。
しかし、彼は諦めなかった。厳しいリハビリと血の滲むような稽古を重ね、奇跡的に幕内へ返り咲く。さらに1981年秋場所での初優勝を経て大関昇進を果たしたドラマは、スポーツ界に永遠に残る不屈の人物伝として語り継がれている。