戦争中の天皇の食事とは?国民と同じ配給と麦飯を選んだ驚きの真相

戦争中の天皇の食事とは?国民と同じ配給と麦飯を選んだ驚きの真相

戦争中の天皇の食事とは?国民と同じ配給と麦飯を選んだ驚きの真相についての疑問解決ガイドをお届けします。

「国民と同じ質素なものを」と求める昭和天皇に対し、胃腸を患いやすかった天皇の健康を守る重責を担っていたのが、「天皇の料理番」として名高い大膳頭・秋山徳蔵率いる厨房スタッフでした。

秋山らにとって、調達できる食材が日に日に制限されるなかでの献立作成は苦難の連続でした。与えられた乏しい配給物資をいかに消化しやすく、かつ栄養価を損なわずに美味しく仕立てるか、連日命がけの工夫が重ねられました。

秋山徳蔵が実践した工夫の数々は、当時の記録からもうかがい知ることができます。

  • 魚の骨やアラの徹底活用:配給された小魚のアラや骨を長時間煮込み、カルシウムと滋養に富んだ出汁をとってスープのベースにした。
  • 代用素材による洋食の再現:卵や牛乳が手に入らないなか、大豆粉やすりおろした芋を使ってポタージュやオムレツ風の料理を試作した。
  • 麦飯の炊き方の工夫:消化の悪い麦をあらかじめ長時間水に浸し、蒸らし時間を緻密に調整することで胃腸への負担を軽減させた。

秋山は後年、戦時中の厨房を振り返り、「手に入らない食材を嘆く暇はなく、あるものをいかに天皇陛下の命を支える糧にするか、それだけを考えていた」と述懐しています。

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佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。