長野観光の決定版!現地取材で選ぶ隠れ名所とスマート混雑回避術
信州を語る上で外せない二大巨頭が、現存天守を誇る国宝松本城と、一光三尊阿弥陀如来を祀る善光寺だ。この王道ふたつを巡る際も、工夫ひとつで体験の濃さが格段に変わる。
漆黒の外観が雄大な連峰に映える国宝松本城では、入場待ちの列が伸びる前に早朝の城門を潜りたい。天守内部の急な階段を登りきった先に広がる松本盆地のパノラマは、まさに圧巻の一言。城下町の雰囲気を色濃く残す縄手通りや中町通りを散策しながら、地元の湧水で淹れたコーヒーを味わうのも贅沢な時間の過ごし方だ。
一方、長野市の善光寺では「お朝事(おあさじ)」と呼ばれる毎朝の法要に合わせて参拝するのが通の楽しみ方だ。僧侶が本堂へ向かう際、参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授ける「お数珠頂戴」は心洗われる体験となる。門前の参道に並ぶ仲見世通りで名物の生おやきや八幡屋礒五郎の七味唐辛子を吟味する時間は、旅の満足度をいっそう高めてくれる。