昭和へタイムスリップ!飛騨高山レトロミュージアム熱狂の裏側
館内の一角にある駄菓子屋とゲームコーナーからは、絶え間なく歓声が上がる。駄菓子・レトロゲーム文化は、国境も世代も軽々と飛び越える共通言語だ。
10円玉を弾いてゴールを目指す新幹線ゲームや、機械仕掛けの手動パチンコ台。画面の中のデジタルな刺激に慣れ親しんだZ世代の若者たちが、指先に伝わるバネの反発力や重力の手応えに夢中になっている。隣では、欧米からの外国人旅行者が色鮮やかな駄菓子を物珍しそうに手に取り、店主役のスタッフと身振り手振りで笑顔を交わしていた。単なる懐古趣味にとどまらない、直感的な遊びの原点がここにある。