昭和の灯が心を揺さぶる!真空管ラジオ再燃の理由と名機の価値
今、骨董・ヴィンテージ市場において、名機と呼ばれる昔の受信機たちが空前の高値で取引されている。2026年の現在、状態の良い5球スーパーヘテロダイン方式の真空管ラジオや、初期のトランジスタラジオは、オークションで数十万円規模のプレミア価格がつくケースも珍しくない。
特にコレクター垂涎の的となっている激レアモデルが、前述したソニーの「TR-55」初期型や、1950年代に製造されたナショナルの木製キャビネットモデル「5球スーパー DX-350」、さらにはアール・デコ調のデザインが施されたベークライト製筐体モデルだ。これらは単なる音響機器を超え、昭和モダンデザインの美術工芸品として再評価されている。
近年では、こうしたレトロ家電の意匠をそのままに、内部にBluetoothレシーバーを組み込んで現代のスマートフォン音源を鳴らせるようにした「復刻カスタムモデル」も登場し、若いインテリア層の間でも高い人気を誇っている。