爪の中にほくろ?黒い線や斑点の危険度と専門医が教える受診目安
爪に黒い縦筋が現れる現象の多くは、医学的に「線状爪甲メラノニキア」と呼ばれる。これは、爪を作り出す工場である爪母(そうぼ)や、爪が載っている爪床(そうしょう)の領域でメラノサイト(色素細胞)が活性化し、メラニン色素が過剰に産生されることで生じる。
爪床・爪母の組織に生じる良性のほくろ(色素細胞母斑)や、薬物の副作用、全身疾患に伴う色素沈着でも同様の筋が現れることがある。しかし、この領域で細胞ががん化してしまうと、生成される色素の量や質が不規則に変化し、縦筋のパターンが急速にいびつになっていく。