【直撃取材】T-Bolan35周年、森友嵐士が辿り着いた「声の境地」と絶望の先に見えた光
2026年春に開幕した35周年記念ツアーは、全会場のチケットが即日ソールドアウトという異例の事態となった。客席を見渡せば、リアルタイムで熱狂した50代はもちろん、SNSやサブスクで彼らの音楽に出会ったZ世代の若者たちの姿も目立つ。
「懐かしさに浸るだけのライブには絶対にしたくない」。彼はライブ中盤、噛みしめるようにファンへ語りかけた。その言葉通り、セットリストには代表曲の再解釈バージョンに加え、常に現在進行形で生み出される新曲が惜しみなく投入されている。過去の栄光に甘んじることなく、“今”を生きるロックシンガーとしてのプライドがそこには溢れていた。