知らないと損する国民審査の仕組み!罷免の基準と後悔しない選び方
投票日直前に全戸配布される「審査公報」には、対象裁判官の経歴、関与した主要な裁判、信条が並んでいる。しかし、お役所仕事の小さな活字と専門用語で埋め尽くされた紙面から本質を読み取るのは容易ではない。
そこで活用したいのが、公共メディアのデータと法曹団体の検証だ。NHK(日本放送協会)が特設サイトで公開する審査特集では、裁判官ごとの主要判決一覧やアンケートへの回答が分かりやすく整理されている。各裁判官が過去の重要判決で多数派に立ったのか、あるいは反対意見を投じたのかを可視化したグラフィックは、極めて客観的なファクトチェック材料になる。
日本弁護士連合会や市民団体が公表するアンケート結果や判例分析も貴重な情報源だ。15分程度の予習を行うだけで、無機質な名簿は「自分が託したい法廷の姿」へと像を結び始める。