自分でタトゥーを入れる方法と潜むリスク!ハンドポークと衛生管理
日本国内におけるタトゥーの法的扱いも、ここ数年で大きな転換期を迎えた。かつては「タトゥー施術は医師免許が必要な医療行為か否か」が争点となっていたが、最高裁判所の判決を経て、タトゥーは装飾的施術であり医師法上の医療行為には該当しないとの判断が確定した。これにより、彫師という職業の社会的ポジションが再定義されることとなった。
しかし、法律で直接罰せられないことと、衛生上の安全性が担保されることは同義ではない。厚生労働省はタトゥー施術における衛生管理に関する指針を取りまとめ、事業者に対して血液感染症(肝炎ウイルスやHIVなど)の防止策や器具の殺菌徹底を強く求めている。自ら自分の肌に彫る行為自体は法的な取り締まりの対象外とはいえ、衛生設備を持たない個人が自己流で施術を行うことの危険性は何ら変わっていない。