総理と世界的企業が交錯する閨閥の深層!鳩山一族の光と権力構造
鳩山家の歴史は、近代日本の政治制度の歩みそのものと言っても過言ではない。その礎を築いたのは、東京専門学校(現在の早稲田大学)校長や衆議院議長を務めた鳩山和夫だ。法学博士として明治の法制整備に尽力した彼の知性は、息子の鳩山一郎へと受け継がれる。
鳩山一郎は戦後政治の巨人として君臨した。自由民主党の初代総裁に就任し、第52・53・54代内閣総理大臣として日ソ国交回復という歴史的偉業を成し遂げる。この一郎の時代に、鳩山家は日本政治の頂点へと上り詰めた。
権力のバトンは次代へも淀みなく引き継がれた。一郎の長男である鳩山威一郎は大蔵省の事務次官を経て政界へ転じ、福田赳夫内閣で外務大臣を務める。官僚組織の頂点と閣僚の双方を経験した威一郎の存在が、一族の政治的基盤を盤石なものとした。