ずんだと枝豆は何が違う?原料・由来の真相とうぐいす餡との差を解明
結論から整理すると、ずんだと枝豆の決定的な違いは「素材そのものか、それを加工した料理・餡か」という状態の差にあります。枝豆という農産物をすり潰し、砂糖や塩で味を調えたものが「ずんだ」です。
そもそも枝豆と大豆の違いは、収穫時期にあります。大豆が完全に熟して乾燥する前の、まだ青くみずみずしい未成熟な状態のサヤを収穫したものが枝豆です。つまり、植物学的にはどちらも同じ大豆(マメ科ダイズ属)に分類されます。
さらに原材料の観点から深掘りすると、一般的な黄色い大豆の未熟豆だけでなく、完熟しても種皮が緑色のままの「青大豆」を原料に用いるケースも目立ちます。青大豆と枝豆の違いとして、青大豆は完熟後も緑色を保ち、強い甘みと豊かな風味が特徴です。伝統的なずんだ餅の原料には、収穫時期の短い枝豆だけでなく、乾燥させた青大豆を一晩水で戻して茹で、すり潰して使う製法も古くから受け継がれています。