ズートピアの歌『トライ・エヴリシング』徹底解剖!日英比較と続編情報
『ズートピア』の音楽を語る上で欠かせないのが、原曲を歌うシャキーラ(Shakira)と、日本版エンドソングを担当したDream Amiの表現スタイルの違いです。両者のアプローチは対照的でありながら、それぞれの言語圏で物語の本質を見事に表現しています。
コロンビア出身の世界的歌姫シャキーラは、ガゼル役の声優も務めており、その歌声には野生味あふれるグルーヴと芯の太いハスキーボイスが息づいています。英語詞における「Birds don't just fly, they fall down and get up(鳥だってただ飛んでいるわけじゃない、落ちては飛び立つの)」という一節に代表されるように、酸いも甘いも噛み分けたトップスターの説得力で聴き手を鼓舞します。
対するDream Amiの日本語バージョンは、透明感とピュアな瑞々しさが際立つ仕上がりです。日本語詞では「あきらめないでいこう どんなことがあったとしても」と、リスナーの隣にそっと寄り添うような親しみやすさが前面に打ち出されました。ガゼルとしての成熟した包容力を放つシャキーラに対し、Dream Amiの歌唱は夢に向かって一歩を踏み出すジュディ自身の心情に近く、日本国内の幅広いファミリー層や若い世代から絶大な共感を獲得しました。