巨大男根神輿が白銀の里を揺らす!ほだれ祭りの熱気と奇祭の深層
祭りが最高潮を迎えるのは、前年に結婚したばかりの「初嫁」が御神体へと跨る儀式だ。色鮮やかな打掛や晴れ着に身を包んだ新妻が、男たちによって高々と担ぎ上げられた巨大男根の上に腰を下ろす。照れ笑いを浮かべながらもしっかりと御神体を抱きしめる初嫁の姿に、集まった参拝客から温かい祝福の歓声とカメラのフラッシュが浴びせられる。
この儀式には、子宝や安産、夫婦円満、そして良縁を結ぶ強力なご利益があると信じられている。かつては秘儀的な性格を帯びていたこの風習も、現在では地域全体が新しい家族を歓迎し、命の誕生を寿ぐ開かれた祝祭へと変化した。境内では子宝を祈願するミニチュアの木彫り守りや飴が授与され、県内外から訪れたカップルや妊活中の参拝者たちが真剣な面持ちで手を合わせる姿が印象的だ。