岡本和真メジャー移籍の真相と打撃改造!巨人主砲の去就を独占取材
オフから継続して取り組む打撃改造の狙いは極めて明快だ。高めの剛速球に対してバットをいかに最短距離で入れ、かつボールの下側へバックスピンをかけられるか。東京ドームの室内練習場では、トラックマンの数値を一球ごとに確認しながら微調整を繰り返す背番号25の姿があった。
従来の「呼び込んで強く引っ張る」アプローチから、グリップの位置を数センチ下げ、始動のタイミングを前倒しする設計へとシフトした。現代の投手が投じる160キロ前後の速球や急激に変化するスイーパーに対し、コンタクトゾーンをミリ単位で広げるための必然的な進化である。
「打席内での視野が劇的に変わった」と周囲に漏らした言葉通り、逆方向へ伸びる打球の質が明らかに変わった。単にフェンスを越えるだけでなく、ライナー性の弾道でスタンド深くまで届く軌道は、まさに世界基準の打撃メカニクスへと昇華しつつある証拠だ。