辻希美が直面した「子供の病気」と葛藤の軌跡——4人の母として奔走するリアルな日常と日本中から集まる共感の嵐
子どもは予期せぬタイミングで熱を出す。昼間は元気いっぱいに走り回っていたのに、夜になると急激に体温が上がり、吐き気や喘鳴(ぜんめい)に襲われる——。辻希美のブログには、そんな生々しい夜の緊迫感が幾度となく記録されてきた。
高熱で苦しむ子どもを前に、冷やすべきか温めるべきか迷い、不安に押しつぶされそうになりながら救急病院へ走る。受診を終えて家に戻る頃には東の空が白み始めている。そんな「眠れない夜」を何度も越えてきた彼女の言葉には、当事者だからこそ醸し出せる重みがある。