スパイスと濃厚な酸味!本場北欧パンが日本の食卓を変える理由
スイーツ系ブレッドの主役に躍り出たのが、スウェーデン発祥の「カルダモンロール」だ。長年親しまれてきたシナモンロールの陰に隠れていたこのパンが、いま驚くべきスピードでファンの心を奪っている。特徴は、生地とフィリングの双方に惜しげもなく練り込まれたクラッシュカルダモンだ。
市販の粉末パウダーではなく、ホールの種子を直前に粗く砕いて使用するのが本場の掟。噛んだ瞬間に口内でプチッと弾け、柑橘を思わせるシャープな清涼感とエキゾチックなスパイシーさが脳を直撃する。編み込まれた生地の表面に塗られたシロップと、カリッとした粗糖の結晶。甘さとスパイシーさ、そしてバターのリッチなコクが三位一体となって押し寄せる体験は、一度味わえば抜け出せない。