ユニクロのロゴ歴史と変遷!誤字事件から佐藤可士和の赤白カタカナ秘話
ロゴの刷新は、単なるグラフィックデザインの変更にとどまらず、ファーストリテイリング全体の企業経営と深く結びついています。佐藤可士和氏はユニクロのロゴ開発と並行して、親会社であるファーストリテイリングのコーポレートロゴも手掛けました。
親会社と事業ブランドのデザインランゲージを統一したことで、グループ全体として「世界一のアパレル製造小売グループを目指す」というビジョンが強固に可視化されました。さらにユニクロは、服を単なるファッショントレンドではなく、あらゆる人々の生活を豊かにするための部品と捉える「LifeWear」というコンセプトを確立します。
シンプルで完成された正方形のロゴは、服そのものを過剰に主張させず、着る人の個性を引き立てるLifeWearの思想と完全に一致しています。ロゴ自体が機能美の象徴として世界各地の旗艦店を彩り、欧米からアジア、中東に至るまで、ユニクロを世界屈指のアパレルブランドへと押し上げる推進力となりました。